PTAで苦しむ人をなくしたい【5】PTAが動いた!?

 保護者有志から学校長宛てに要望書を提出した甲斐があり、PTAが是正に舵を切ってくれた!

と思いきや、PTAのリアクションは、なんとも杜撰な小手先対応だったのです💧


<1>PTAから新入生保護者へ

 5/16(火)、1学年保護者からPTA配付の手紙情報が届きました。

 新入生保護者に配付されたこの手紙は、入会を勧誘する案内ではなく、入会したくない人への脅迫でした⤵

(晒すことが目的ではないので、本文の解説に必要な部分以外は加工しています)

 4/25に保護者有志が学校長に提出した要望書に

「PTAに対し、入会届等を整備し独自で会員の個人情報を取得・管理するようご指導ください。」

と記した意図が伝わっていないようです。

学校は今、以下のとおり法令違反の状態です。

5/17(水)、個人情報保護委員会に確認しました。

◆PTAが個人情報を取得しないで運営することはアリなのか。

→会員名簿を持たない運営自体は違法性なし。ただし会員制団体は会員情報なしで運営はできないので、第三者(学校)がPTAに代わって会員情報を取得・保有しており、この第三者とPTAが業務委託契約を締結していることが前提。

◆仮に学校がPTAから業務を受託していた場合、非加入希望者を募ることで会員を割り出す方式は問題ではないか。

→学校は、保有する保護者情報と非加入申告者を照らし合わせないとPTA会員を割り出せない。使用する保護者情報は、あらかじめ本人から承諾を取っているものでなければ、個人情報保護法違反。なお、「PTA等の第三者に提供することがあります」と書面に表記するだけの「意思表示しなかったことをもって同意したとみなす」承諾行為は無効。


<2>PTAから2学年の非会員保護者へ

 同じ頃、PTAは2学年保護者にも手紙を発行していました。

 でも、様子がおかしいのです。

 宛名が記入された封筒に入っていたものは・・・。

2学年の非加入保護者向にだけ限定配付された、仮の?入会届でした。

2学年保護者の有志Bさんは、かつてPTA執行部の友人に「入会届を整備してくれたら非会員でも入会する人はいると思うよ」と助言したことがあるとのこと。そして先日、Bさんは学年主任の先生から「入会届つくりました!」と連絡をもらっていたらしい。その時Bさんは先生に「もちろん保護者全員に配るんですよね?」と聞いたら先生は答えに困っていたらしいのです。

そして非加入保護者だけに配られたのは、これ↓

入会届なので、当然ですが個人情報の提供を求めています。

新入生保護者宛ての手紙で「会員名簿は持たず、学校から人数だけ聞いて運用しています」と言っているのに(^^;

それにしても、入会届という体裁さえ整えれば、非加入者が納得し入会してくれると思ったのか。

・・・絶句。

(晒すことが目的ではないので、本文の解説に必要な部分以外は加工しています)

 もちろんBさんはじめ、「入会届という紙切れ」を要望しているのではなく、適正な運営を求めている非加入保護者は、この入会届を提出することはありません。

 

<3>PTAから3学年保護者へ

 手紙の配付など音沙汰なし。


 学年ごとに異なる対応、異なる運営方針・・・問題の本質を理解してもらっていない学校とPTAに、次なる策を講じる必要性を感じたのでした。


<続く>

(部長 竹内さちえ)

まつどおせっかい部

このご時世、ちょっと疎まれがちなおせっかい。 でも、みんなの「なんかしんど~い」をどうにかしたいから、わたしたちは「まちをよくするおせっかい活動」を続けています。

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